現地視察後の標高並びに地形によるダウンウオッシュ効果、ダウンドラフト公課の検証
 委員会では7月21日、今回提案されている現ごみ焼却壽周辺地形を確認する為、背後の尾根筋を現地調査してきました。これは東山台町との意見交換会で指摘された健康被害、環境被害に関する、排煙や臭いについての指摘を受けての事と、並びに現施設より住宅地へ接近する計画案について実感する為行ったものです。
 調査後、谷村委員より煙の拡散効果についての調査提言もあり、排煙についてのダウンウオッシュ効果、ダウンドラフト効果について検証することし、その検証に必要な周辺地形の標高調査と地形図の作成を依頼しました。
こうした調査で改めて確認した事項

現施設標高:620m
現施設煙突高さ:660m
第2東山台団地標高:627m
同団地最東端標高:621m
第1尾根の最高標高:653m
第2尾根の最高標高:642m
上野平下変電所標高:591m
上野平西端標高:594m
有斐ケ丘最高地点標高:610m
下三福寺前給食センター標高:588m
三福寺公民館付近標高:571m
現施設煙突から第2尾根までの水平距離                  :267m
東山台第2団地までの水平距離:307m
またこうした調査の一環としてダウンスプレイ効果やダウンドラフト効果についても研修しました。
 こうした調査や研修を経て、8月8日総合的に今回の諸調査の総括を行い、担当課への質問事項をまとめました。

こうした研修を行う中では、各地のこうした迷惑施設ともいえる施設整備については、事前に十分な調査を行い環境への影響や健康被害への不安解消策の準備、周辺住民の意向調査、徹底した情報公開、市民意見の聴取、様々な国の基準への上乗せ基準などの設定、などきめ細かな対応をして計画案を策定している状況も把握させていただきました。