高山市小中学校の2学期制への移行についての論点A | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2学期制の議論と新3学期制への復帰について | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12月議会一般質問で取り上げた2学期制への移行問題ですが、その経過についてはHPに高山市小中学校の2学期制の移行についての論点@に掲載したとおりです。 学校週休2日制の導入を受けて2004年頃から導入された2学期制ですが、ここにきて3学期制に戻す学校が増えています。2学期制については @全市一斉に導入した自治体、 A選択制で学校ごとに対応している自治体、 B通年制を導入して実態は選択制で制度が混在している京都市などの例があります。 全国的には2学期制を導入している公立の小中学校は、20%程度とも伝えられています。 依然として2学期制を維持するとする自治体がある一方で、3学期制に戻す事例についてはネット上で多くその事例や内容を見ることができます。いくつかそうした事例を調査してみました。 多くが10年前後2学期制を導入した後に、3学期制に戻す事例です。金沢市は、新潟県長岡市が2学期制導入時にお手本とされた自治体なのですが、その金沢市も3学期制に戻しています。 こうした事例について一度目を通していただきたいと思います。 |
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1.3学期制へ復帰した自治体と主な検証例及び報道など
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2.しかしながら2学期制には利点もあるとその検証を通して制度の維持を表明した自治体。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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3.以前の例ですが、2学期制導入時に丁寧な検証を加えて導入した事例。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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どの様に見て頂くかはそれぞれと思いますが、どこの地区でもこうした問題についてはじっくりと検討を加えるとともに、十分な期間を設定し、多くの人の意見を聞いて制度改正に向かっています。 学校教育というのは公共的な営みであるから、人々の合意のもとにその在り方が決められていくべきもの。その意味で教育の専門家ばかりが決めていくものではないとの指摘があります。 私たちは「決定の前に議論を尽くす」、「執行の後の検証に努める」という議会改革の精神を大切に、この問題についても取り組んでいきます。 |